2015/11/06

COLINBO M-422A JACKET

皆さんこんにちは、進藤です。

今回は先日入荷したコリンボさんのM-422Aについて。

よくG-1と言われていますが、G-1が登場するのは1948年からです。あくまでも大戦中のこちらのモデルはM-422Aです。

で、ベースになっているM-422Aのオリジナルはこちら

GORDON & FERGUSON CO.

1942年製です。実に73年前のレザージャケット。リブなどはボロボロですがレザーにはダメージはありません。オリジナル度は下がってしまいますがリブなどを交換すればすぐにでも着用できる状態です。ちなみに私は交換する気はありません(笑)。こちらのサイズは36サイズです。

特徴としてはピンと尖った襟。やや狭めな肩幅、長めな着丈。直線的なチンストラップ。赤いライニング。そして左右非対称なポケットといったところでしょうか。襟裏のUSNはシルバーの箔押しです。

あまりオリジナルと比べてどうのこうの言うのは好きではありませんが、比べてみるとその再現度の高さに驚きです。

コリンボさんの襟裏は手吹きのステンシル。

むかーし、冨田さんが寒空の中、ベランダで一枚一枚スプレーでステンシル作業をしていたのを思い出します・・・。手がかかってます・・。

こちらがCOLIMBOさんのM-422A。

ネームはCOLIMBOさんネームです。さらには2種類の厚みのゴートスキンを使い分けていたり、オリジナルの各部を見直してさらに完成度が高まった感じでしょうか。うーん、格好いいですね・・。

陸軍航空隊のA-2と比べると背中にアクションプリーツがあってこちらの方が動きやすいです。左見頃の内側にはポケットもついています。さらには襟がムートンなのでこちらの方がちょっと暖かいです(笑)。さらにさらにゴートスキンは対摩耗性にも優れているので丈夫です。(程度のいいA-2の古着はあまり見ませんが、同じ時代のM-422Aの方がはるかに状態がいいのはゴートスキンなのが大きな理由だと思われます)

そんなこんなで個人的にも大好きなM-422Aなのでちょっと熱がこもってます。他にも色々とあーだこーだと書きたいのですが長くなるので気になる方はお店にいらしてください。オリジナルも交えてご説明させていただきます。

それではまたっ!

 

 

 

 

 

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