皆さん今日は、進藤です。
先日入荷したWORKERSさんのMFG Shirt。結構多めにいれましたとブログにも書きましたが・・・
15サイズが全て売れていってしまいました・・・。
いやぁ、ほんっとに結構な枚数入れたんですよ!しかも15サイズってやはりゴールデンサイズなので一番多く積んだんですよ!
3日間で売れていってしまいました(笑)。それじゃあ困る!ってことでWORKERSさんに問い合わせたところ、まだ15サイズがあったのでフォローしておきました。まもなく入荷してくると思うのでまだまだご試着していただくことができます。
MFG Shirt, Blue Chambray
前回はパパッとの紹介だったので、改めて各部を見ていきましょう。元ネタはビックヤンクのシャンブレーシャツですが、WORKERSさんのサイトで当時の広告の写真を見ると1915年代にはこの形状のシャツがデリバリーされていたみたいです。20世紀初頭のワークシャツ。
非常に特徴的な背面のディティール。着丈はオリジナルはビビるくらい長いですが、WORKERSさんでは長すぎない程よい着丈にアレンジされています。やはりワークシャツは丈が長くないと雰囲気が出ないですよね。
背面に4つ、左右の脇下の前後に6つ。全部で16か所にベンチレーションホールが設けられています。
菊穴と呼ばれるベンチレーションホール。100年前のミシンで一つ一つ穴をあけて縫われています。ひっじょーに手間がかかってます。
貝のカラから削りだされるシェルボタン。光沢があって美しいです。
細かいピッチで縫われています。とっても丁寧な仕事ぶり。
裏返してみると、もう際っ際の部分をチェーンステッチで縫ってるのがわかります。超絶縫製ですね・・。チェーンで縫っているので着こんだ時に前立てにきれいなパッカリングが出てきます。
レーヨン製のネーム。ここも洗いこんでいくとネームが縮んで、生地に微妙なアタリがついてきます。
やはりワークシャツといえばこのチンストラップ。とっても【らしい】ディティールです。
これまたざざっと各部をご紹介しましたが、各主要部分は全てトリプルステッチの巻き縫いにて頑強に縫製されています。もちろん全て綿糸が使用されています。
どうしても画像や文章だとその凄さが伝わりにくいので、やはり一度お手に取って見ていただきたいシャツですね。そして是非とも一度袖を通していただきたいです。新品のパリっとしたシャンブレーが洗いこむにつれて柔らかくなってきます。そして各部に綺麗なアタリがついてきます。一度着たら一度洗うを繰り返していただくと年内にはバッチリ格好いいシャツが出来上がりますよ!
そんな訳で熱がこもってますがWORKERSさんのMFG Shirt, Blue Chambrayのご紹介でした。
まだWORKERSさんをお持ちでない方、是非ともこの一枚を一度着てみてください!
それではまたっ!