2019/09/27
COLIMBO POMONA AVIATION JACKET 1945 【G-1】
皆さんこんにちは、進藤です。
コリンボさんより入荷です。
【COLIMBO】 POMONA AVIATION JACKET 1945 MODEL
見た目は完全にG-1なんですが、今回はまだG-1が正式採用される前、AN-J-3Aというモデルのコマーシャルモデルがベースになっています。
このコマーシャルモデル、ミルスペックを満たした採用品以上の上質な素材、丁寧な縫製を満たしたハイスペック品。当時のアヴィエイター達によってオーダーされた特殊なフライトジャケットです。人よりもっといいモノ着たいぞっ!というパイロットがやはりいたんですねぇ・・・。
そんな訳で各部を見ていきます。
その前に、今回のこのコリンボさんのコマーシャルモデルの一番大きな特徴、ハイクラス・ゴートスキン。その鞣しはフルベジタブルタンニングされてアニリン染料で仕上げられたまさに特別なレザーが採用されています。
山羊革の特徴である凹凸感のあるシボ、さらに原皮がもっている皺などの表情もダイレクトに楽しめる仕様です。やや赤みのあるレザー、鈍い光沢があってオイルアップなどでさらに光沢を増すことも可能です。お手入れが楽しみになるレザーです(笑)。
革の表情は写真だとこんな感じです。
実際はもう少し光沢があります。
色味の異なるブラウンによって2色使いされたリブ。アクセントになっていて格好いいです。(オリジナルはまず1色)
削り出しのナットボタン。磨かれてピッカピカです。(オリジナルは尿素ボタン)
やや尖った形状の襟、G-1にも色々な襟の形状があるので自分で調べても面白いです。
癖のない、オーソドックスなポケットフラップの形状。ステッチングも非常に丁寧です。ここもメーカーごとに様々な形状があります。
背面、やはり革の表情が豊かです。着丈は長すぎず短すぎずで着こなしやすい印象です。
ファスナーはウォルデスが採用されています。
そんなこんなでコリンボさんのG-1(もうあえてG-1と呼んじゃいますけど)。オリジナルスペック以上のコマーシャルモデルとしてマテリアルも細部も相当に凝った造りがされていて非常に繊細で上質なジャケットに仕上げられていると思います。正直、私が欲しいのですがまずは店頭に出します!!(笑)。
お手に取って是非ともご覧になってみてください。
それではまたっ!